'07 幻の橋・タウシュベツ川橋梁と富良野・美瑛の丘⑦ 美瑛〜旭川空港

2017年5月4日木曜日

2007年 自転車旅 北海道

最終日 2007年8月4日(土) -

今日は旅の最終日。今日の予定はバスで旭川空港まで輪行し、12:05のJAL便で帰るだけだ。

外は今日も朝から小雨が降っている。

昨日、一昨日と泊まった「プチホテルピエ」のロビーにはお土産も売っていたので、いくつか買って、リュックと一緒に自宅へ送る。

輪行バックと小雨が降っていたのでレインウェアは持って帰ることにする。

9:55 宿を出発。美瑛駅の北口にあるバス停に向かう。小雨が降っているが、レインウェアを着るほどではない。

バス停

10:10 バス停に到着。時間に余裕を持って宿を出発したので、少しバスを待つ。他の乗客も2,3人やってくる。

美瑛駅にはノロッコ号がやってくる。この天気では車窓からの景色もイマイチだろう。

10:35 定刻より少し遅れて旭川行きの「ふらのバス」がやって来る。バスにトランクルームがあるか心配していたが、やって来たバスには付いていた。運転手さんにトランクルームを開けてもらい、輪行バックを横にして入れる。

バスに乗り込み一路、旭川空港へ。7日間の初めての自転車旅がこれで終った。

美瑛駅のバス停
美瑛駅のバス停

振り返ってみると、6日間連続で平均して70km程度の長距離を自転車で走るのは初めてだったが、筋肉痛になることもなく体力的には何ら問題なかった。

1日の走行距離も計画段階でだいたい70~80kmにしていたが、初日を除き、時間に追われることなく、余裕を持ってほぼ予定通りのコースを周ることができた。

車の交通量や道路状況(路肩の幅や歩道の有無など)も気になっていたが、あまり怖い思いをすることなく走行できた。

自転車のほうもパンクもなく、輪行時の破損もなく、メカニカルな問題は発生しなかった。

宿もこれまであまり泊まったことのない民宿や旅館にも泊まったが、特に抵抗感は感じなかった。

今後の一番の問題は自転車を折り畳む手間だろう。

もう少し慣れて早く折り畳みたいところだ。

訪れた場所について

「タウシュベツ川橋梁」は、思っていたように素晴らしい景色だったので、また近くまで行ってみたいと思う。

ナイタイ高原牧場は天気が悪く、頂上から全く景色が望めなかった。この旅で一番残念だった。

入口から頂上のレストハウスまで長い上り坂が続き、晴れていなければ頂上に着いても景色が望めないので、のぼらないほうがいいだろう。

中富良野や美瑛のラベンダーは、若干枯れ始めているところもあったが、他の花もいろいろ咲いていて思っていたように綺麗だった。

美瑛の丘も思っていたようにいい眺めだった。ただ、想定していた通りアップダウンの連続で、スポーツバイクか電動アシスト車でないと厳しいだろう。

駅前にレンタサイクルがあり、自転車で丘を巡っている観光客の方も見かけたが、ママチャリは相当キツそうで、のぼりはだいたい押していた。

もし美瑛のレンタサイクルにクロスバイクのようなスポーツバイクがあれば、それを借りることをオススメする。

美瑛や富良野を訪れてラベンダーや赤麦の畑を見たいなら、もう少し早い、7月の中旬ぐらいに訪れるのがベストのようだ。