‘19 夏の根室・釧路・十勝 キャンプ旅③ 中標津〜野付半島

2019年8月28日水曜日

2019年 自転車旅 北海道

2日目 2019年7月29日(月)       -

途中、何度か目が覚めたが、2回程、バスが止まったように思う。乗務員の交代かトイレ休憩だろう。

4時頃、GPSをチラ見すると、バスは国道272号線を北東へ進んでいる。結局、釧路まで道東道で来たのかと思った。後で調べると、道東道を下りたのはなぜか池田で、それから釧路までは国道38号線で来たようだ。

そういえば札幌を出発するとき、運転手さんが「停車場所以外で降りたい方は事前に言ってください」とアナウンスしていたことを思い出す。

事前にそのことを知っていて、しかも釧路を通ることを知っていたら、釧路で降りたかも知れないと思ったが、降りれるのはたぶん最初の停車地である中標津以降だろうと思い直す。

中標津

5:23 定刻の5:15より少し遅れて中標津バスターミナル到着。自分含め数人降りる。予報通り天気がいい。バス停のベンチ前で自転車を組み立てる。

6:05 まずバスターミナルの隣にある中標津駅跡に行ってみる。公園になっていて、映画「家族」のロケ地だったことを示す碑が立っている

中標津駅跡の碑
中標津駅跡の碑

近くのセイコーマートでパンと炭酸水を買い、駐車場で朝食にする。

6:33 映画「遥かなる山の呼び声」で風見家のロケ地だった中春別に向けて出発。

道道8号線を別海方面へ走る。朝早いので交通量は少ないが、路肩もあまり広くない。

6:50 途中の牧草地にタンチョウ2羽を発見。ズームで写真を撮っても、遠すぎてタンチョウと判別できない。視力が悪くても人間の目の方が優れている。

中春別

7:13 中春別に到着。道道929号線との交差点で右折する。右手の遠くに山々が見える。武佐岳あたりだろうか。

7:29 ロケ地に到着。事前に調べていた通り、家や牧場の形跡は全くなく、牧草地に木が2本あるぐらいだ。

ただ、牧草地にゲートがあって、奥に轍が続いている。ここが風見家の入口だったところではないかと思う。2本の木も映画の中で何度か背景に写り込んだ木だと思う。

風見家があった場所
風見家があった場所

風見家の木
風見家の木

風見家の2本の木
風見家の2本の木

風見家と隣の福士家があったと思われる付近を適当に写真を撮っておく。

福士家があった場所
福士家があった場所

7:46 ロケ地を出発。次は尾岱沼を経由して野付半島に向かう。

道道8号線と道道363号線の交差点まで戻る。トイレを探していると中春別のバス停にトイレがあった。

道道363号線に入り、尾岱沼に向かう。交通量がほとんどない牧場が続くアップダウンの道を進む。

8:58 国道244号線に到着、オホーツク海からの風が冷たい。海の向こうに野付半島、その奥に国後島の稜線が見える。

尾岱沼の港から岸壁が邪魔にならない海岸線に出て野付半島、国後島を見る。左手奥に知床半島が僅かに見える。ここからは知床より国後のほうがはるかに近い。

野付半島(手前)と国後島(奥)
野付半島(手前)と国後島(奥)

国道244号線に戻り、北上する。尾岱沼のキャンプ場を通過、意外とコンビニや温泉のある街に近いので場所的には良さそうだ。

野付半島

9:36 国道244号線を右折して、道道950号線に入る。いよいよワラビのような形をした野付半島だ。逆風になったが、こんな天気がいい夏の日に来れるとは想像もしていなかった。

ここからも国後島がよくみえるが、知床は雲か霧でよく見えない。交通量は非常に少なく、通り過ぎるのはツーリングバイクや観光客の車ぐらいだろう。

国後島
国後島

しばらく走ると道の両側が海になり、野付半島が砂嘴であることを実感する。こんなところで、千島海溝の巨大地震(M8.8以上の地震が今後30年以内に7〜40%の確率で発生するといわれている)が起きて津波がきたら、逃げ場がない。

両側が海の道道950号線
両側が海の道道950号線

10:25 ナラワラのパーキングに到着。林の木々が枯れている。その手前の干潟のようなところに1羽のタンチョウらしき鳥が見えるが、遠くてよくわからない。

バイクの人がやってきたので、尋ねてみた。

自分:「あそこに鳥がいるんですか、見えますか?」

ライダー:「鶴ですね」

自分:「あっ、やっぱりそうですか」

ライダー:「ここに来る前にはオオワシも見ましたよ」

自分:「このへんはいろいろ見れますね」

ナラワラ
ナラワラ

ナラワラのタンチョウ(中央)
ナラワラのタンチョウ(中央)

10:30 ナラワラを出発。次はネイチャーセンターのあるトドワラを目指す。

しばらくすると、パーキングで会話したライダーが追い抜いていく。追い抜き際、手を挙げたので、こちらも手を振って答える。

10:56「野付半島ネイチャーセンター」に到着。センターの中は特に見どころなく、トイレと水補給のみ。

トドワラ

11:02 トドワラの遊歩道へ、片道40分ほどかかるようだ。小石を踏むとジョギングで痛めた左足の薬指がまだ少し痛む。

遊歩道の隣には、トラクター車(馬車の馬がトラクターに代わったような乗り物)専用の道が付いている。以前テレビで見たときは馬車だったと思うが、馬が死んでトラクターに代わったのだろうか。

トドワラ①
トドワラ①

遊歩道はトドワラの看板から木道に変わる。木道は人がすれ違うことが難しいほど幅が狭い。

木道の所々に、撮影や眺望用と思われるスペースが設けてある。前に歩いていた女性が、急に引き返してそのスペースに入った。

その女性を追い抜いて前に進むと、向こうから来た男性が向こう側にあるスペースに入って自分が通り過ぎるのを待っている。

そこでようやく気づいた。そのスペースは撮影や眺望用のためだけでなく、すれ違うための待避場所にもなっているようだ。

前に歩いていた女性は、向こうから来る男性を避けるため、スペースに戻ったという訳だ。自分はそのことを理解できず、前に進んでしまった。そのことにようやく気づき、待っている人に申し訳ないので少し小走りする。

すると、待っている男性から「ゆっくりでいいですよ」と声を掛けられる。すれ違う時に男性に「すみません」と謝る。間抜けなことをしてしまったと反省。

木道の最後は2手に別れていて、左手の桟橋ほうにはなにやら団体さんが見える。まずは右の立ち枯れしたトドマツのある展望台へ行ってみる。

辛うじて、立ち枯れした木が10本ほどあるが、近い将来、他の木のように全部倒れてしまうだろう。

トドワラ②
トドワラ②

トドワラ③
トドワラ③

木道を戻り、左手の桟橋へ。桟橋は幅が広く、団体さんとも普通にすれ違えた。

桟橋の先は、堤防のある一段と細い砂嘴になり、最後の最後にはまた桟橋があって船が停泊している。どうやらさっきの団体さんはあの船で来たようだ。

最後の桟橋まで行かず、堤防の終わりで引き返す。団体さんに追いつかないようゆっくり歩く。

途中、ボイスレコーダーに向かってしゃべりながら歩いている女性に出会す。記録に残すなら、あーいう方法も考えはしたが、ちょっと恥ずかしいのでやめておく。

トドワラの看板まで戻ると、団体さんがその前で順番に記念撮影していて、追いついてしまう。

すぐ横にトラクター車が止まっていたので、団体さんはてっきり、ここからそれに乗るものと思った。が、ネイチャーセンターに向かって遊歩道を歩き始めた。

これはマズい。遊歩道もどちらかが避けないとすれ違えないほどの道幅だ。

しかもガイドの説明を聞いたり、おしゃべりしながらゆっくり歩いているおばさん達なので、後ろから来る人に気を使うことはないだろう。

予想通り、歩くペースは非常に遅く、道を空ける気配すらない。ガイドも自分の客のことしか考えていないためか、周囲に全く気を使っていない。

前を歩いていたソロの女性は団体さんをどうにか抜いていったようだ。

自分もすいませんと言いながら、無理やり、後ろから草花を少しかき分けて、おばさん達を抜いていく。

ガイドの横を通り過ぎたが、ガイドは道を空けるよう団体さんに指示することもなく、追い抜いていく人に謝ることもなく、団体さんにトドワラの説明を続けている。

どこのガイドだか知らないが、自分の客しか頭にないようだ。

12:18 ネイチャーセンターに戻る。道道950号線は、この先の野付埼灯台近くまで続いているようなので、自転車で行けるところまで行ってみる。

12:36 道道950号線の終点に到着。駐車場があり、一般車両はこの先、進入禁止。灯台へは、ダート道を歩いて行けるようだが、ここまでにする。

ある方向に向かって盛んに写真を撮っている人がいる。「何だろう」とカメラを向けた方向をみると鹿が数頭いる。

「なんだ、鹿か」。自分にとっては写真を撮るほどでもない。この先に見える野付埼灯台の写真を撮っておく。

野付埼灯台
野付埼灯台

12:42 道道950号線を引き返す。帰りは追い風。来るときには見えていた国後島が見えなくなっている。ナラワラにいたタンチョウもいなくなっている。

13:42 国道244号線に復帰、標津市街に向かう。

標津

国道272号線の交差点手前にホーマックニコットがあったのでパンを買う。どこで食べようかと思っていると、国道272号線の交差点近くのセイコーマートにベンチがあったのでそこに座って昼食にする。

14:03 標津を出発、国道272号線で中標津に向かう。次の目的地は、映画「遥かなる山の呼び声」のロケ地、上武佐駅跡。

14:34 第一しべつパーキングに到着。パーキングから綺麗な山並みが見えるので休憩する。あの綺麗な山並みは、中春別のロケ地や野付半島からも見えた。

パーキングにあった案内板をみると知床連山を示す地図だったので「ここからみえるあの綺麗な山並みは違うだろう」と思った。

が、その隣にもう一つ大きな地図があって、武佐岳や斜里岳などが書かれている。見えている山並みはこの地図にある山だと思うが、どれが武佐岳なのか、あの一番高い山が斜里岳なのか全然わからない。

第一しベつパーキングから見える山並み
第一しベつパーキングから見える山並み

その時、国道272号線を標津方向に向かうバイクが、こちらに顔を向けて軽く手を挙げたように見えた。こちらも手を挙げる。

すると、そのバイクがパーキングに入ってくる。聞くと、山が綺麗だったので見に来たそうだ。

少し会話する。

ライダー:「どちらからですか?」

自分:「〇〇です」

ライダー:「北海道一周ですか?」

自分:「イヤイヤ、中標津から根室、釧路あたりをまわるくらいですよ。それにしても、この暑さは、この辺りだと10年に1度ぐらいかもしれないですね」

ライダー:「今日は足寄から来たんですが、昨日の足寄は36℃あって日本で一番暑かったらしいです。これからどちらに行かれるのですか?」

自分:「今日はもう中標津に行くだけなんですが、開陽台に行こうか迷っています。一度行ったことがあって、登り坂が続くことも知っています。体力的にはまだ大丈夫なんですが、時間的にギリギリなのでどうしようか考えていたところです」

ライダー:「あそこは上りますね。それではお気をつけて」

自分:「ありがとうございます」

14:43 お互いの旅の安全を願ってパーキングを出発。

上武佐駅跡に向かうため、次の交差点を右折して国道272号線から離れる。標津川にかかる橋まで一旦くだり、そのあと上る。上りきると牧草地が広がり、正面にはあの綺麗な山並みがみえる。なかなかいい景色だ。

武佐岳方向の山並み
武佐岳方向の山並み

突き当たりを左折し、さらに3つ目の交差点を右折して道なりに進むと道道775号線に出る。道道775号線に出るまでダート道になることを恐れていたが、舗装されていた。交通量は皆無。道道775号線を左折する。

上武佐

15:15 上武佐駅跡に到着、道道脇のトイレに自転車を止める。

駅舎のあった辺りにいっても跡形なく、映画のロケ地を示す看板もかなり古くなり、傾いているものもある。線路跡もよくわからない。辛うじて、ホームの一部だけが残っている。

上武佐駅跡前の映画看板(後ろは民家)
上武佐駅跡前の映画看板(後ろは民家)

上武佐駅のホーム跡
上武佐駅のホーム跡

一応、予定していた行程はこれで終わりだが、明日行く予定の開陽台に、天気のいい今日のうちに行くか考える。

今日の走行距離はとっくに100kmを超えてさすがに疲れたが、開陽台に行くことにする。

キャンプ場には遅くても17:30に着きたいので、開陽台には16:45ぐらいには着きたいところだ。そうすると、あと1時間半近くあるので大丈夫だろう。

15:20 上武佐駅跡を出発、右折して道道775号線に入ると徐々に高度があがっていく。道道975号線に入り少し走ると、道道975号線は右へ曲がる。

10年前の夏は、この右へ曲がった道道975号線の先からこちらに向かって走ってきて、北19号線に向かったのだ。

15:38 ここから10年前の自転車旅と同じ行程を進む。

対向車線を走る車から、軽くクラクションがなる。なんだろう。何も危険なことはしていないし、落し物もしていない。この先は坂が続く開陽台しかないので、運転手がエールを送ったのかもしれない。

15:49 北19号線に入る。この先はアップダウンの続く直線道路だ。最初は前頭級の坂(3〜5%ぐらい)があり、北19号線最後は大関級の坂(8%ぐらい)になり、そして最後の開陽台に向かう坂は、これまでもあまり経験したことがない横綱級のとんでもない急坂(15%ぐらい)が待っている。

北19号線に入ってもあまりバイクは見かけない。十分疲れているが、最後の横綱戦に向けて少しでも体力を温存して走る。

北19号線最後の坂を上りきる。開陽台に続く道は一方通行で、手前側(東側)が下り、向こう側(西側)が上りだったはずだ。

16:12 西側にある開陽台への最後の上り坂に突入する。すぐに急坂が目に飛び込む。「あっ、確かにこんな坂だった」。すぐさま、ギアを一番軽くする。

すると、なんとタイヤと何かが擦れる異音が鳴り始める。「なんだ、こんな時に〜」。降りて異音のしたあたりをみても、よくわからず。

異音はするが、休憩しながら無理やり登る。10年前より確実に辛い。

開陽台

16:30 なんとか駐車場にたどり着く。疲労困憊でしばらく動けそうにない。今まで経験したことない疲労感だ。当然、展望台への階段もすぐには上れそうにない。

駐車場の脇に自転車を止め、柵に腰掛け、残ったクッキーを全部食べながら5分ほど休憩する。

少し元気になったので、階段に向かって歩くも足がかなりだるい。階段をゆっくり上る。

16:43 なんとか「開陽台」の一番高いところに到着。相変わらず、いい景色なのだが、そう思うより遥かに疲れとぐったり感が強い。

周囲は、牧草地や森、背後の山々の濃淡のある緑色が広がっていて綺麗だ。遠くは霞んでいて「地球が丸くはみえない」。

ざっと周囲を見回し、写真を撮っておく。10年前と全然変わっていない。

展望台の裏手でキャンプしている人がいる。キャンプ場ではないが、10年前にもいたような気がする。

開陽台からの眺め①
開陽台からの眺め①

開陽台からの眺め②
開陽台からの眺め②

17:02 開陽台を出発、道道150号線で中標津市街のキャンプ場に向かう。あとは下るだけのはず。開陽台の急坂を下りて北19号線に出ても、記念撮影している人はおらず、交通量も皆無だったので、北19号線の直線道路の写真を撮っておく。

北19号線
北19号線

道道150号線は下るだけと思っていたが、空港の手前にアップダウンがあって思っていたより時間がかかる。

空港の入口まで来たので、地図でキャンプ場が近いことを確認する。空港側から入れる道がないかと、キャンプ場の案内板を探しながら走るも見当たらず。

道道69号線に入り、キャンプ場の案内板を発見。だが案内板の矢印は南を指している。すぐ横に「ゆめの森公園」の入口があるが、ここから入れないのだろうか?

迷いたくないので案内板の通り進む。結局、一旦町役場まで下り、緑ヶ丘森林公園の南側の入口から大きく回り込んで、先ほど下った分の距離を走り、元の高さまで上らされるはめになる。

後で確認すると、やはり「ゆめの森公園」近くまで戻されていた。

中標津・緑ヶ丘森林公園キャンプ場

17:54 「緑ヶ丘森林公園キャンプ場」に到着。管理棟で手続きをする。管理人さんに空港側から入れる道はないかと尋ねると、「ゆめの森公園」から入れるそうだ。

ただ、公園が閉園すると、キャンプ場に続く道路のゲートが閉鎖されるので、アクセスルートにはしていないそうだ。

キャンプ場の使用料は216円。コインシャワーは、たったの5分で100円とのこと。コインを入れなくても水は出るのかと尋ねると、水も5分で切れるという。

さて、どうしたものか。街の温泉に行ってもキャンプ場まで相当上るので、汗をかいてしまうかもしれない。シャワーと温泉どちらにするか?

管理人さんに、バイクサイトを進められたので、そちらに向かおうとすると、一匹のエゾリスがちょろちょろ現れる。人慣れしているようで、餌をくれるかと思っているようだ。

バイクサイトの先客は3テントほど。少し森の奥のほうにテントを張る。やたら蚊が多い。そういえば、ここのキャンプ場の口コミで「奥は蚊が多い」と読んだことを思い出した。

慌てて、虫除けのカトリスを身につけ、ムシペールを吹きかけるも手遅れだった。七分袖で肌が露出している足首やすねは相当さされている。

30分ほどで、テント張りと寝床作り、晩飯の買い出しと温泉の準備をする。

18:43 晩飯の買い出しに出発、暗くなりかけているので、帰りは真っ暗だろう。公園を降りると、電線にカラスの大群が留まっている。100羽はいるだろうか。こんな数のカラスが電線に留まっているのを初めてみた。

街に入るとキャンプ場に一番近い温泉「ホテルマルエー」を発見。とりあえず、まずは買い出しにスーパーへ向かう。

街中のスーパー「フクハラ」で弁当や晩酌のチュウハイを調達する。

買い物途中で、いい事を思いついたので、温泉はパスしてコインシャワーを使うことにする。

いい事というのは、コインが切れると水も止まってしまうので、あらかじめ買い物袋に手ぬぐいと石鹸を入れてトイレの手洗いで水をくみ、それをシャワー室に持ち込んで、それでまず体を洗う。

その後、コインを入れてお湯で洗い流す。洗い流すだけなら1コインで十分だろう。これだとかなりお金の節約にもなる。

19:35 キャンプ場に戻り、コインシャワーでそれを実践してみた。コイン入れはシャワー室から手の届くところにある。

ただ、トイレの手洗いの水がこの時期にしてはかなり冷たい。我慢して洗う。考えていた通り、シャワーは100円で済んだ。

次は、トイレの手洗い場で洗濯。トイレに来る人に迷惑をかけることになるが、ここのトイレはバイクサイトの奥にあり、しかも水洗ではなく、蜘蛛の巣も張っているのでお世辞にも綺麗ではない。

キャンプ場には、炊事場近くに綺麗な水洗トイレがあるので、ほとんどの人はそちらを利用するだろう。

予想通り、10分ほど洗濯していたが、こちらのトイレに来る人はいなかった。洗濯物は自転車にかけて適当に干しておく。多分、乾かないだろう。

ようやく、晩飯と晩酌にありつける。虫に刺された足首やすねがかなりかゆい。ずいぶん刺されていて、この数をみると蚊だけではないだろう。ブヨか?

21:00前には就寝。今日は寝不足の中、早朝から走り始め、明日行く予定だったところまでまわったので走行距離が150km近くになった。最後の開陽台は相当疲れた。

明日は別海のキャンプ場に泊まる予定だが、立ち寄るところがなくなったので、明後日行く予定の走古丹を前倒して行こうかと考える。


走行時間:8h40m40s、走行距離:144.51km
平均速度:16.6km/h、最高速度:43.1km/h

== 旅の費用 ============
キャンプ場(緑ヶ丘森林公園)代:¥216
コインシャワー代       :¥100
食費             :¥1,733
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合計             :¥2,049
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