'08 四万十川196km ④ 柳瀬温泉〜中村

2021年12月8日水曜日

2008年 四国 自転車旅

三里沈下橋

3日目 20081012日(日)

今日も天気がいい。

9:18 宿を出発。今日は時間に余裕があるので遅めの出発。

柳瀬温泉のある辺りは四万十川が大きく蛇行していて、国道381号線はトンネルや橋でショートカットされている。ただ、ツーリングマップルをみると、四万十川沿いには旧道と思しき道があるようなので、少し寄り道してみることにする。

柳瀬温泉から国道381号線には向かわず、四万十川の上流方向に進んでみる。狭い道を走っていると、前から軽トラがやってきて一時停止した。道を譲ってくれるようだ。

お礼に挨拶しようと軽トラをみると、運転手さんはなんと柳瀬温泉の女将さんだった。頭をペコリと下げてお礼をすると、女将さんも頭を下げてくれる。多分、「なんでこんな道を走っているのか?」と疑問に思ったことだろう。こういう道が好きなのだからしょうがない。

9:37 広井大橋に到着。橋を渡り、四万十川右岸に出て下流方向に戻る。

一旦、国道381号線に復帰するが、川平橋は渡らず、再び四万十川右岸の旧道に入る。

9:53 四万十市に入る。市町村合併で、四万十川河口のある旧中村市周辺が四万十市なったのは知っていたが、まさかここから四万十市になっているとは思っていなかった。随分と広い市になったものだ。

まだまだ山深い四万十川中流
まだまだ山深い四万十川中流

国道381号線に復帰する。ここまでの四万十川右岸の旧道は交通量皆無で、まずまずいい道だった。江川トンネルには入らず、すぐに左の旧道に入る。

10:05 急坂を下りて「半家(はげ)沈下橋」に到着。ここは車が通れるようだ。川床から岩肌が露出しているため、川幅が狭くなっている。

案内板によると、この沈下橋は「四万十川ウルトラマラソン」のコースにもなっているらしい。

来た道を戻り、国道381号線に復帰して、江川トンネルに入る。トンネルは歩道があるので問題なし。

江川トンネルを抜けると、四万十川の対岸から「のろし?」が上がっているのが見える。畑で刈った雑草でも燃やしているのだろう。

それにしてもここにきて、青空が広がり、山々の緑も映えて、すこぶる眺めがイイ。四万十川の流れも穏やかで、その川面に青空や山々の緑が写っている。川面に逆さ風景が写るところは、なかなかないだろう。せっかくなので、パノラマ写真を撮っておく。

激しく蛇行する四万十川
激しく蛇行する四万十川

10:24中半家沈下橋」の前に到着。国道からすぐ下りられるところにあるが、さっき「半家沈下橋」を見たばかりなので、ここはパスして遠くから眺めるだけにする。

そして「中半家沈下橋」のすぐ南にある「半家大橋」に到着。ツーリングマップルをみると、対岸にも四万十川沿いの道が江川崎を越えた辺りまで続いているので、対岸の道に行ってみることにする。

「半家大橋」を渡り、右折する。民家のある道を走っていくが、すぐに民家はなくなり、道は狭くなって、薄暗い森の中に続いている。ちょっと道が悪そうな感じがするので、やっぱり国道381号線に引き返すことにする。

国道381号線に復帰し、しばらく走ると、またしても沈下橋が見えるが、下りられるところがない。少し走ると、沈下橋に下りられる道が出てきたので寄ってみる。

10:39長生(ながおい)沈下橋」に到着。ここも車がなんとかギリギリ通れそうだが、かなり狭い。橋の中央に歩行者が避けられる程度の細い待避場所がある。四万十川の流れは相変わらず穏やかだ。

長生沈下橋
長生沈下橋

国道441号線

10:50 江川崎の街に入る。国道381号線から国道441号線へ左折する。

ツーリングマップルを見ると、ここから少し先にある橋で四万十川を渡ると少し川から内陸に入るが、左岸沿いに道が続いていて津野川PAの辺りで国道441号線に合流している。綺麗な国道を走るのは飽きてきたので、再度、左岸に渡ってみることにする。

国道441号線の1本西にある道に入り、西土佐大橋を渡る。

左岸の道は少し内陸に入っているので多少アップダウンがあるかと思っていたが、全然平地で施設や民家、畑が続き、道路も意外と広い。ちょっと想像とは違った。

が、藤の川を渡る辺りから、川に沿った崖伝いの狭い道に変わる。ようやく想像通りの道になってきた。

津大橋の袂で国道441号線に合流する。

11:11 網代休憩所に到着。トイレ休憩する。

ここからは国道441号線を走るのだが、道幅が網代休憩所の先で1.5車線、イヤ、それ以上に狭くなっいて車の離合が難しいほどだ。トラックが来たら、まず、すれ違えない。さっき走ってきた崖伝いの狭い道みたいで、これが国道とはちょっとビックリ。

自分としては、綺麗な道よりこれぐらいの狭い道を走っているほうが楽しいのだが、それなりに交通量のある国道となれば話しは別。

交通量が多くないかトラックなど大型車が多くないか途端に心配になる。すぐに道幅が広くなればいいのだが

網代休憩所を出発。対向車、後続車に気をつけながら走る。前後問わず、車が来たら広いところで道を譲るようにする。

道幅狭い国道441号線
道幅狭い国道441号線

そんな狭い道は2kmほどで終了。やれやれ。

11:30岩間沈下橋」に到着。きれいな沈下橋。向こう岸の橋の袂にカヌーに乗った人がたくさんいる。

とりあえず、対岸まで走り、渡り初めをしておく。

「岩間沈下橋」を出発し少し走ると、お店の駐車場近くから「岩間沈下橋」の全景がよく見える。ちょっと駐車場から写真を撮らせてもらう。

岩間沈下橋を遠望
岩間沈下橋を遠望

しばらく走ると再び、幅の狭い道に変わる。そんな道を走っていくと、突如前方に斜張橋が現れる。橋の名前は「かよう大橋」というらしい。

ちょっと立派な斜張橋なので、橋の中央部まで行ってみる。山の緑が映えていて、まだまだ山深さを感じる。

12:08 中半(なかば)休憩所に到着。ちょっと休憩する。

中半休憩所を出発すると、国道441号線はまたしても道幅の狭いところが多くなる。国道441号線は、どうやら昨日走った県道19号線のような道幅が広くなったり狭くなったりを繰り返す道のようだ。

12:28口屋内沈下橋(屋内大橋)」に到着。ここの沈下橋は中州を経由して対岸に架かっていて、中州に下りられるスロープも付いている。

中州まで行ってみると、福岡ナンバーのスクーターが止まっている。一瞬、旅行者かと思ったが、荷物がないので多分、違うだろう。

「口屋内沈下橋」を出発し口屋内の集落を走っていると、ハンドルを握る左手に何か当たるのを感じ、その直後それがバウンドして今度は左腕に当たるのが目に入る。と同時に、

「痛っ!」

と針で刺されたような痛みが走る。

どうやら、蜂かアブのような虫に刺されたようだ。自転車で走っていると虫に衝突されることはしょっちゅうあるのだが、刺されるのこれが初めてだ。それなりに痛みはあり、少し赤くなっているが、まぁ、大丈夫だろう。

12:38 旧中村市に入る。いよいよ四万十川の河口がある中村だ。

12:45 久保川休憩所に到着。ここでもちょっと休憩がてら四万十川を眺め、写真を撮っておく。

久保川休憩所を出発。道路から見える四万十川はかなり川幅が広くなり、大河になっているが、相変わらず流れは穏やかだ。

鏡のような四万十川
鏡のような四万十川

13:00勝間沈下橋」の入口に到着。ここの沈下橋は橋脚が少し長く、パッと見、京都の「流れ橋」のような木橋のようにも見える。ここも取り敢えず、向こう岸まで渡ってみることにする。

勝間沈下橋
勝間沈下橋

「勝間沈下橋」まで下りてみると、観光客らしき人が5,6人歩いている。「岩間沈下橋」から、チラホラ観光客を見かけるようになってきた。この先には有名な沈下橋があるので、もっと観光客が増えてくるだろう。

勝間沈下橋とMR 4F
勝間沈下橋とMR 4F

「勝間沈下橋」を出発し、しばらく淡々と走っていると、道路脇に「13」と印刷された紙が掲示されているのに気づく。

近寄ってよく見てみると「四万十川ウルトラマラソン」の「自主整理ポイント」と書かれている。来週行われるマラソンの、給水や時間測定など何かしらのポイントのようだ。

13:27高瀬沈下橋」の入口に到着。「高瀬橋」と書かれた小さな案内板があるので、橋に下りてみる。

ここも「勝間沈下橋」と同様、重厚で立派な沈下橋だ。ちょうど屋形船が橋の下を通り抜けようとしている。

江川崎を過ぎてから、カヌーや屋形船を見かけるようになる。四万十川の下流には、カヌーやラフティング、屋形船での遊覧や宴会?などができるところがいろいろあるようだ。

高瀬沈下橋と屋形船
高瀬沈下橋と屋形船

「高瀬沈下橋」は、橋の真ん中からみる眺めもなかなかイイ。

「高瀬沈下橋」を出発すると、そろそろ県道340号線への分岐が近づいてくる。国道441号線はこの先で四万十川から離れ、代わりに県道340号線が四万十川沿いを走るので県道340号線に入るつもり。

しばらくして案内標識が現れたので「ここか」と思ったが、案内標識には県道340号線ではなく県道50号線の表記。ここは県道50号線との分岐だった。ツーリングマップルを確かめると、県道340号線の分岐はもうほんのちょい先だ。

県道50号線の高架下をくぐる。高架には「四万十川ウルトラマラソン 1019()」の横断幕が掲げられている。地元では一大イベントなんだろう。

県道340号線

13:39 県道340号線の分岐に到着。

案内標識には「四万十川13km」と書いてある。多分、河口まで13kmということだろう。いよいよゴールが近づいてきた。右折して県道340号線に入る。

しばらくクネクネした県道340号線を走っていくと、少し開けた三里の集落に出る。前方の空は真っ青で、山の緑が映えているし、周囲にはのどかな風景が広がっている。時間に余裕があるので、ここでちょっと休憩する。

三里集落付近の風景
三里集落付近の風景

三里の集落を抜け、しばらく走ると前方に沈下橋がチラッと見える。

13:59三里沈下橋」の入口に到着。橋まで下りてみる。「三里沈下橋」の見た目は、その前に見てきた「勝間沈下橋」や「高瀬沈下橋」と似たような感じ。

三里沈下橋
三里沈下橋

人数は少ないが、散歩している人、橋の上で釣りをしている人、カヌーをしている人、写真を撮っている人と、皆さんそれぞれ橋の周りで思い思いに楽しんでいるようだ。

向こう岸まで渡ると、

「やかた舟に乗りませんか」

の看板と小さな乗船場がある。

すると、上流から小さめの屋形船がやってきて、沈下橋の下を通り抜けていく。お客さんが結構乗っていたので、宴会でもやっているのだろうか?

今日は日曜日で、天気もいいし暖かいので、川遊びにはいい日和だろう。

さて、残す沈下橋は一番有名な「佐田の沈下橋」だけで、あとはゴールの河口を目指すだけだ。

再び、細い道を走っていると、木々の隙間から四万十川が見える。

「うわぁ、すげー屋形船いる」

四万十川には、見える範囲で4隻もの屋形船が密集して浮かんでいる。

そして、しばらく走るとまた遠くに沈下橋が見える。ただ、今までと違い、橋の上にはかなりの人が歩いている。

「あれが『佐田沈下橋』?、イヤ、あれはさっき行った『三里沈下橋』じゃないか?、イヤイヤ、あの人の多さからしてやっぱり『佐田沈下橋』?」

どっちなのか、よくわからない。とりあえず、写真だけ撮っておく。

そこから少し走ると「佐田沈下橋」の案内標識が出てきたので、さっき見たのは「佐田沈下橋」だったようだ。

「さっき遠くから見たし、人も多そうで写真を撮っても観光客が写り込むし、もう十分沈下橋は見てきたし、近くまで行かなくてもいいかな」

なんか、ちょっとめんどくさくなり、一番有名な「佐田沈下橋」はパスする。

14:35 四万十市街(中村)まで4kmの案内標識。

佐田休憩所もパス。

しばらくして、赤い大きな橋が見えてくる。

四万十川沿いの住宅地に入り、走る面白みはめっきり消える。

いよいよ、大詰めの四万十川河口へ行くのだが、そこに行くには県道20号線に出ないといけない。最短は、国道56号線で中村の市街地を通るルートだが、信号も多いだろうし車や歩行者も多くなるのでそれは流石に避けたい。

で結局、明日の下見も兼ねて、一旦四万十川を渡って国道321号線に出て一番下流にある四万十大橋で再度、四万十川を渡り県道20号線に入ることにする。

ちなみに明日は足摺岬に行く予定なので、国道321号線を下見しておく。

四万十川河口へ

14:59 渡川大橋に到着。四万十川を渡る。

国道321号線へ左折すると、路肩の狭い道がずっと続いている。歩道もない。国道なので交通量もそれなりにあるし、トラックも通る。これはちょっとキケンな走りたくない道だ。

少し戻り川沿いの道に入るが、すぐに国道321号線に合流してしまう。ただ、路肩から河川敷の自転車道のような道に行けそうなので、とりあえず下りてみる。

自転車道のような道に出る。どこまで行けるかわからないが、とりあえず行けるとこまで行ってみる。

しばらく走っていくと、結局この道も国道321号線に合流してしまう。

さて、どうしたものかと周囲を見まわす。周りにはドライブインや食事処が数軒見える。国道321号線をよく見ると、合流点のちょっと先から歩道があるのに気づく。ということで、この先は歩道走行で進んでみることにする。

しばらく進むと歩道は消えて、横断歩道を渡るようになうに促されている。横断歩道を渡ったところで対向車線側に歩道はなく、この先も路肩はほぼない。

ただ、国道のすぐ右に道があるので下りてみる。国道と並行に走るその道をどんどん進んでいくと、やはり国道321号線に合流する。国道は相変わらず狭い。

今度は国道の左手に道があるので、山路橋は渡らず、その道に入る。この道は四万十川と中筋川の間を通っていて、多分、行き止まりだろうと思うが、とりあえず行ってみる。

四万十大橋が見えてくる。ここまでかと思っていたところ、前方に中筋川に架かる小さな橋が見えてくる。

「あそこから、行けるんじゃあ?」

と思い、橋へ向かう。

欄干のないその小さい橋を渡ると、国道321号線に出る。路肩は多少広くなっていて歩道もある。

国道321号線をしばらく走り、四万十大橋へ向かうため、上り坂へ右折する。坂を上りきり、四万十大橋に通じる道に出るが、道はあまり広くなく歩道もない。

「四万十大橋も道が狭く、歩道もないのでは?」

と少々不安になる。なにせ、四万十大橋は四万十川の最下流にあり、中筋川も一緒に跨ぐ橋なのでかなり長いのだ。

15:23 四万十大橋に到着。右側(下流側)に歩道があり、ホッと一安心する。橋の上から河口に向かって屋形船が1隻走っているのが見える。

四万十大橋から見る四万十川
四万十大橋から見る四万十川

四万十大橋を渡り、県道20号線へ右折する。ここも住宅街を走る路肩の狭い道。中村の市街地に入ってからはこんな道の連続なので、後続車や路面の状態を気をつけてただただ安全に走るのみ。全然面白みはない。

下田港のある湾をぐるっと周り、県道20号線の先端にやってくる。自転車で走るのはここが限界のようだ。駐車車両が多いので邪魔にならないところに自転車を止め、ここから歩く。

四万十川河口の見える防波堤の方に歩いて行ってみる。周りは釣り人でいっぱいだ。

15:45 ついに四万十川河口に到着。これにて2日間に渡る四万十川196kmの旅も終了。

余韻に浸りたいところだが、防波堤は釣り人が多いし殺風景なところで眺めもさほどイイ訳ではない。天気の方もちょっと雲が出てきて風も少し強くなり寒くなってきたので、余韻に浸る気分ではなくなる。

河口周辺を眺め、写真を撮って撤退。

四万十川河口
四万十川河口

下田港の先でぐるっと1周している県道20号線を周って、中村市街地に戻る。

中村

16:25 中村駅前に到着。駅を記念撮影しておく。今日の予定はこれにて終了。

とりえず、駅前にあるホテルにチェックインして荷物を置いて買い物に行こうと思う。

16:30過ぎ、宿に到着。今日のお宿は「中村第一ホテル」。シングル朝食付きで5,800円也(宿泊料5,100円、朝食700円)。ホテルの前で荷物を下ろして、何気にリアタイヤを見ると、表面のゴムが剥がれているところがあるのに気づく。

たいした大きさではないしタイヤのゴムが貫通してチューブまで見えるている訳ではないが、なんせ自転車についてはまだまだ初心者レベルなので、どの程度の重症度なのかわからない。このまま走るとタイヤに穴があき、チューブがパンクしないか心配になってくる。

しかし、こんなに早くMR 4Fのスリックタイヤが摩耗するとは思わなかった。

中村は大きな町なので、自転車屋ぐらいあるだろうからそこで見てもらおうと思う。ただ携帯で調べてもどこにあるのかよくわからない。

とりあえず、ホテルにチェックインしてフロントで聞いてみる。

すると、市街地の地図をもらい、商店街の方に自転車屋があることを教えてもらう。商店街は中村駅から結構離れたところにある。

荷物を部屋に置いて、すぐに自転車屋に向かう。パンクしないか気になってしょうがない。ゆっくり走る。

フロントで教えてもらった辺りを探していると自転車屋さん(のなみ自転車商会?)を発見。店の主人にタイヤを見てもらうと「しばらくは大丈夫」とのこと。タイヤを交換するなら、取り寄せになると言われるが、出先なのでそれはお断りする。

とりあえず「しばらくは大丈夫」とのことなので少し一安心する。あと2日、なんとかもってほしい。

宿に戻る途中、駅周辺にある店で買い物をすることにする。が、駅周辺には店が全然ない。国道439号線の西側にある住宅街に入ったところで、お店(右山センター)を発見。晩酌を買う。

宿に戻る。宿の中に食事処(和風レストラン八雲)があるので、今日はここで晩飯を食おうと思う。シャワーを浴びて、晩飯を食いに行く。

部屋に戻り、2次会開始。飲みながら気になっていることを調べる。一つは、遠くから眺めた「佐田沈下橋」が本当に「佐田沈下橋」だったか?だ。

地図などで確認すると、どうもあれは「三里沈下橋」で「佐田沈下橋」と勘違いしたのではないか?と思う(実は相当後になってこれは間違いで、遠くから見たのは「佐田沈下橋」で間違いなかったことがわかる)。

せっかく四万十川まで来たのに、「佐田沈下橋」を見逃すわけには行かないので、明日は足摺岬に向かう前に「佐田沈下橋」へ行くことにする。

もう一つは、中村駅前から足摺岬方面に行くバスがないか、念のため調べておこうと思う。というのも、リアタイヤがどれくらいもつかわからないので、最悪バス輪行する事態も考えておいた方がいいからだ。

それに足摺岬に行く途中の国道321号線に長さが2km近くある「伊豆田トンネル」があり、歩道があるのか全くわからない。迂回路がないため、走行が厳しければ安全のためバス輪行も考えておく。

バスがあるか確認するため、駅前のバス停に行ってみる。すると駅前から足摺岬行きのバスは出ているが、明日は祝日のため2時間に1本ぐらいしかない。まぁ、これは止むを得ないだろう。

明日は竜串に泊まるつもりなのだが、竜串にも清水で乗り換えればバスで行けそうだ。最悪バス輪行になったら、宿へ直行するしかないかもしれない。

宿の向かいにある「スリーエフ」でつまみを買って、宿に戻る。


走行時間:5h08m25s 走行距離:87.62km
平均速度:17.0km/h 最高速度:35.2km/h

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