‘18 夏の北海道 初めてのキャンプ旅② 〜北村

2018年10月8日月曜日

2018年 自転車旅 北海道

初日 2018年8月2日(木)       -

4:00 目覚ましで無理矢理起きた。

出発直前までキャンプ道具の準備やキャンプ場の調査に時間がかかり、昨日も寝たのは12時過ぎ。当然、寝不足でかなりの疲労感がある。

サラリーマンをしていた頃は連休が貴重だったので、疲れていても当然のごとく出発していたが、セミリタイアの身としては無理することはないと思い、6時の始発で輪行することはやめることにする。

8:00 起きてどうするか考える。予定通り、かなやま湖畔まで行こうとすると富良野まで輪行しないと日没までに着けない。

ところが、この時間出発しても滝川で根室線への連絡がなく、一番早くても富良野着16:30頃だ。高速バスという手もあるが、折り畳み自転車は載せるのを断られる可能性もある。

ということで、出発を昼に延期し、この日の行き先も45km先にある岩見沢の北村ふれあい公園か、時間があれば65km先にある浦臼の鶴沼公園に変更する。

せっかく準備したので、まずはキャンプ装備での自転車走行を近場のキャンプ場まで試してみるのと、1泊してみてキャンプが楽しいと思うか面倒と思うかテストしてみることにする。

問題あれば中標津行きは断念して帰宅、続けたいと感じたなら1日遅れで中標津に向かうことにする。

北村ふれあい公園は以前から知っていたが、無料のキャンプ場で近隣に日帰り温泉とコンビニが有り、お試しキャンプとしては申し分ない。

鶴沼公園も1泊600円で、近隣に日帰り温泉と道の駅が有る。

12:00 出発。まずは何度か通ったことがある道道626号線で江別へ向かい、アップダウンのある江別市内を抜ける。天気はいい。

道道139号線

13:33 道道139号線で石狩川にかかる石狩大橋を渡る。橋の一部が工事中だが、通れる。最近、道路工事が多いように思うが、冬場できないのでこの時期が多いのだろうか?よくわからない。

石狩川を渡ると完全なカントリーロードで交通量も極少。道道139号線で新篠津の道の駅を目標に田園地帯を進む。

道道139号線沿いの田園風景
道道139号線沿いの田園風景

14:43 道の駅 しんしのつに到着。隣りにキャンプ場があり、たくさんのテントが張ってある。ちょっとした人工の水路もあって、たくさんの子供達が遊んでいて家族連れで賑わっている。

同じ形のテントがたくさん張ってあるところがあるが、あれはテントを持参せずにキャンプ場で借りれるタイプのものだろう。

ここのキャンプ場はソロだと1泊1,000円ぐらいだったはず。隣りに日帰り温泉や近くにスーパーやコンビニもあって便利そうなところだが、家族連れが多そうなのでソロのキャンパーには合わないかもしれない。

14:58 道の駅を出発。道道81号線で石狩川にかかるたっぷ大橋を渡り、左折して再び道道139号線に入る。

しばらく走り、道道6号線との交差で左折する。

北村

15:30 北村ふれあい公園に到着。いい時間なので今日はここに泊まることにする。

到着した時点で5張り程のテントしかなく、新篠津のキャンプ場の賑わいとは大違いだ。家族連れが1張りでそれ以外はソロのキャンパーのようだ。自転車のあるテントも1張りある。

初めてなのでテントを張る場所に迷う。雨風は心配なさそうだが、この公園には池があって蚊やブヨがいそうなので、池の風上か池から離れたところにテントを張りたいところだ。

ところがキャンプスペースは池の南東側にしかなく、今日の風向きは北西方向で風下。致し方ない。

テントを張るスペースはたくさんあるものの、他のテントや池から離れていて、かつトイレや炊事場が遠くない平らな場所を探すが、なかなか良さそうな場所がない。もう1人の自転車の人は池の直近にテントを張っているが、蚊やブヨは大丈夫なのだろうか。

ようやく、遊具と池の間に平らな芝生スペースを見つけ、ここに張る事にする。自転車を持ち込んで初めてのテント張りを実行。自宅で一度試し張りしているので手順はほぼ問題ない。

ペグが刺さり難いところは、下に石がありそうなので少し位置を変えてプラスチックハンマーで叩いてなんとか刺す。風が弱いので大丈夫だろう。もう少し強く叩けるハンマーのほうがいいかもしれない。

16:40 テント張り終え、空気マット、寝袋の準備も完了。

貴重品以外の荷物をテントにおいて北村の中心部を探索しに出かける。中心部と言っても端から端まで自転車で走ると10分ぐらいだ。

セイコーマートがすぐ近くにあるが、Aコープもあるはずなので探して見ることにする。道道6号線を北上し、道道139号線との分岐であっさり発見する。

一旦、旧美唄川にかかる橋まで行ってみたが、街はここまでなので引き返す。

Aコープに寄ってみるが、やはりあまり安いという印象はなく、弁当、惣菜、飲み物はセイコーマートと変わらないような感じだ。何も買わずに店を出る。

近くの立派なグランドで草野球をしていた少年たちが家に帰っていく。

セイコーマートまで戻ると、店の前にソロの自転車旅らしき女性の方がいる。今日はこの辺に泊まるのだろうか?

17時を過ぎたので、温泉と晩飯の時間を考える。日没が19時前なので、18時半には温泉を出て、晩飯と晩酌を買ってテントに戻ろう。そうするため、17時半ぐらいに温泉に行くことにしよう。

まだ少し時間があるし、喉が渇いたので久しぶりにガラナでも買おうと店に入る。食品や飲み物の値段はだいたい想像通りで、ガラナアイスを買って店を出る。

店の裏にある池の近くで食べて、テントに戻る。

17:30 着替えと風呂道具(髭剃り、石鹸、タオル)、貴重品を持って北村温泉に向かう。

近くの家族連れのテントから、子供たちに向かって「温泉に行くよ」という母親の声が聞こえる。混む前に先に行くことにしよう。

温泉の受付で料金を払う。500円也。脱衣場は3人程、風呂場も7,8人程で空いてる。

内風呂に入るが熱い。意外にも露天風呂があったのでそっちに行ってみる。やはり周りは壁に囲まれ、空がみえるだけだが、それでも心地いい風が吹き込んできて気持ちがいい。

最後に水風呂に入り、汗をできるだけかかないようにする。

着替えて風呂を出る。時計をみると18:20。いつもより早めに出たつもりだったが、思っていたより時間が経っていた。でも、予定通り。

休憩室はどこかにあるのかと思っていたところ、風呂を出たところにある階段を上ると休憩室だった。かなり広いがだれもいない。

冷水が飲めるので、立て続けに茶碗で2杯飲む。茶碗にもう1杯ついで、付けっ放しのテレビがあるところの椅子に座り、しばらく休憩する。

しかし、それなりお客さんがいるのに広い休憩室に誰もいないのが不思議だ。

18:30 休憩室を出る。ロビーに土産物や野菜類が売っていたが、特に欲しいものはなく、温泉を出る。

向かいのセイコーマートで、晩飯とつまみ、晩酌を買う。

ちょうど空が暮れかかる頃にキャンプ場に戻ると、テントが2,3増えているようにみえる。

17時頃にセイコーマートの前で見かけた女性と自転車も見かける。若者数人が少し離れたところで焼肉かジンギをやっているようだ。他のテントでも晩飯の準備をしていて、皆さん自炊のようだ。

炊事場に行き、洗濯物を入れた買い物袋に水と石けんを入れて洗濯をする。洗濯物を自転車に張ったロープなどに吊るして干す。風がないので乾きそうにない。

テントに入り、ランタンや虫除けを準備して、晩酌&晩飯にする。

出発からここまでを振り返ると、キャンプ装備での走行には特に問題なく、これまでの自転車旅とかわらない感覚だ。

キャンプもテント張りは特に面倒ではなく、順調そのもの。暗くなってきて、アルコールも入ったきたせいか、キャンプは面白そうだと感じてくる。

このまま明日以降もキャンプ旅を続けよう。

Tシャツに七分のパンツスタイルだが、このままでも寝袋に潜り込むと寒くはなく、十分寝れそうだ。


走行時間:3h16m53s 走行距離:53.9km
平均速度:16.4km/h 最高速度:34.0km/h

== 旅の費用 ====== 温泉(北村)入浴代:¥500 飲食代      :¥1,564 ーーーーーーーーーーーーーー 合計       :¥2,064 ==============

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