以前のブログにも書いたように「24インチ自転車でキャンプ旅」を今夏、北海道で初めて実行することにした。
道内にはキャンプ場自体が多くて、料金も無料または1泊500~1000円程度と格安のところが多い。これは自治体で運営されているからであろう。
更に、キャンプ場の近隣に日帰り温泉があるところも多く、料金も500円ぐらいとリーズナブルなので、非常に便利だ。
セミリタイアの身にとって、北海道のキャンプ旅は節約できて何ともありがたい環境だ。
キャンプ道具と荷物の積み方
自転車旅は何度もやっているが、キャンプ旅は初めてなので、まずはキャンプに必要な道具を集めることから始めた。
色々と調べた結果、キャンプに必要な大物は、テント、テントの下敷き、寝袋、マットの4つ。これに小物として、ランタン、充電機器類、虫除け、石鹸などがある。
食事は自炊せずに、スーパーやコンビニで調達することにした。自炊するとなると持ち運ぶ道具が多くなりすぎる。
テント、テントの下敷き、寝袋、マットは大きな出費となるので、これらについては色々調べて購入した。これらのキャンプ道具については、別の機会に詳しく書くつもりだ。
次に新しく購入したキャンプ道具をいかに自転車に積むかだ。これまで使っていたバッグでは厳しいので、以前から持っていた別のバッグを使う。
容量自体は多少大きくなったぐらいなので、流石にテントはバッグの中に入らないが、バッグの外側についているバンドでテントを留めることにする。
ところが、テントをつけたバッグをリアキャリアに載せると非常にバランスが悪く、自転車の試運転で、何度もずり落ちてしまった。
また、リアキャリアにバッグを載せると、バッグの上にテントが乗っかっている格好になるので、旅の途中で食料などを購入した時、バッグの上に括り付けることができなくなった。
この辺の問題を解決するため、テントをハンドルにマジックテープ3本で括り付けることにした。ハンドル操作に問題なく、走行中に落ちることもなさそうだ。
これで、リアキャリアにバッグを載せてもずり落ちることがなくなった。
キャンプ旅の行程
さて、次は肝心の行き先だ。今一番行きたいところは中標津なので、ここを拠点に野付半島、別海、根室、納沙布岬を周ることにしよう。
道東の太平洋沿岸はこの季節、霧か曇りの日が多いので、内陸の中標津なら多少天気はマシだろう。後は天気の様子を見ながら気長に周ることにする。
中標津にある緑ヶ丘森林公園キャンプ場は比較的街に近く1泊210円と格安で、100円のコインシャワーもある。バンガローもあるので、空いていれば雨から避難することもできそうだ。
購入したテントは比較的耐水性のある仕様だが、いかんせん実体験していないのでどこまで耐えられかわからない。
次に中標津までの行程を考えてみた。1日の走行距離を90kmぐらいとすると、中標津の前が阿寒湖、その前が上士幌、その前がかなやま湖、その前が滝川あたりになる。
そうすると、中標津まで4日ほどかかる計算だ。
8月1日には外せない用事があるので出発を8月2日にすると、天気予報では雨の前に中標津に着けそうだ。
初日の8月2日は、6:00の始発で滝川まで輪行し、そこから国道38号線などを経由して「かなやま湖畔野営場」に宿泊。近くの保養施設に日帰り温泉はあるが、コンビニやスーパーがないので、食料は富良野の山部にあるコンビニで調達するしかないようだ。
2日目は狩勝峠を越えて、新得、鹿追を経由して上士幌の航空公園野営場に宿泊。一度横を通ったことがあり少し街外れにあったが、温泉やスーパーのある街までは自転車で15分程だったと思うので問題ない。
3日目は足寄経由で阿寒湖畔野営場に宿泊。温泉街に近いので、温泉、コンビニには困らない。
そして4日目の8月5日に、中標津の緑ヶ丘森林公園野営場に到着する予定だ。
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