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早期退職後のマイホーム探し

移住 退職&Uターン

以前のブログで、移住地は北海道の都市部にする事を書いた。今日はその続き。

住むところを探すにあたり、まず考えるのが賃貸にするか持ち家にするかである。

どちらが得なのかという議論が多いが 、私の場合、特に損得を考えることなく、以前から考えていた持ち家を選択した。

理由の一つは、前回のブログで書いたように財形住宅貯蓄を非課税で払出すためだ。

だが、一番の理由は早期退職して収入も極端に少なくなり、さらに歳をとったときに賃貸に入れるのかという不安があるためだ。他にも、もう大きな引越しはこれで最後にしたいということもある。

以前のブログでは、今後、他の地に住むことも考えていると書いたが、そうするにしても数ヶ月や長くても1年ぐらいの短期滞在を考えていて、その場合は持ち家をもったままにして賃貸に移り住むことを考えている。

具体的な事はその時の気持ちと懐事情を見てその時に考えることにする。

次に一戸建てかマンションかの選択になる。これもほとんど躊躇なくマンションで決まり。

というのも冬は積雪のある北海道。雪はね、雪下ろしを考えるとマンションしかない。歳をとることを考えるとなおさらそうなる。あと、北海道でも最近は集中豪雨や長雨が多くなっているので洪水のリスクが高くなってきている。

マンションも低層階ではなく中層階以上にしたいと思っている。高層マンションでももちろんいいのだが、北海道にはほとんどなく、あったとしてもそもそも予算にあうところがない。

次に新築か中古かの選択になるが、これも全く躊躇なく中古の一択。理由は新築は予算が合わない事と内覧する前に決めないといけないためだ。

ショールームで部屋のレイアウトやデザインは見れるが、周辺の騒音や部屋から見た景色、日当たり具合は完成してみないとわからないというリスクがある。

ということで、201611月頃からネットで中古マンションを探し始めた。

条件は、価格が㊙︎,500万円以下、部屋の床面積が50m2以上、築25年以下、5階以上、街の中心部から約4km以内、南側向き(南東、南西でも可)。

50m2といえば2LDK以上に相当するので、実生活上はこれ以下の広さでも特に問題ないのだが、部屋の床面積と築年数は不動産取得税の軽減措置財形住宅貯蓄の払出し条件に適用させるため、この条件にした。

調べ始めて間もなく、全ての条件を満たす気になる物件があった。

価格は㊙︎,650万円で築18年、3LDK10階、中心部から3km程度。最寄駅から徒歩20分とやや遠いが、セミリタイアする身としては全く気にならない条件だ。

マンション購入で価格以外に気になるものが、管理費と修繕積立費である。よく言われるように修繕費が安いと後々、臨時の徴収や大幅な値上がりがあったりするので気をつけないといけない。

しかしこの物件は他に比べて管理費が比較的安めで、修繕費はやや高め。合計すると月2万円強だ。

この物件はキープしておく。

さらに数日後、上の物件と似たような物件を見つけた。

価格が㊙︎,200万円と上の物件より2割以上安いが、築18年、3LDK10階と建物や部屋の条件はほぼ同じだ。

ただ、街の中心部まで徒歩で行ける距離ではなく、公共交通機関を使う必要がある。最寄り駅までは徒歩5分と近い。

管理費が上の物件よりわずかに高いが、修繕費は約半額で合計すると約1.5万円だ。中心部より遠いとはいえ、駅近で近くに店も多く便利な割には随分と安い印象だ。

その後も1ヶ月ほどネットで調べたが、上の2つの物件のような気になるものは出てこなかった。

そのため、2つの物件の不動産屋に連絡をいれ、今後の修繕費の計画、暖房や給湯の燃料(灯油かガスか電気か)などをメールで質問してみた。

結果、特に致命的なところはなかったので、年末年始の帰省ついでに内覧することにした。

2軒の周辺探索と内覧

内覧は不動産屋の営業日の関係で年明け17日の午前と午後になった。そのため、内覧前の年末帰省時に物件周辺を探索することにした。

1軒目は最寄駅から徒歩20分で街の中心部から約3kmの物件である。中心部から歩いて向かうと40分ほどかかったが、想定の範囲内で問題ない。

物件の前に大きな建物はなく、日当たりはかなり良さそうだ。スーパー数軒、百均、ホームセンターも徒歩15分以内で行ける距離にある。少し離れたところに交通量の多い幹線道路があるので騒音が気になるところだが、ここは内覧で確認する。

2軒目は駅近だが、街の中心部へは歩いていけない距離の物件である。最寄駅からは5分程度で周辺にはスーパー数軒、ホームセンターがあり、買い物には問題なさそうだ。

マンションの目の前は葬儀場だが、自分は特に気にならない。それよりすぐ隣に交通量の多い幹線道路が通っていて騒音が気になる。

さて、内覧日の17日。当日朝の天気は晴れ。

まずは街の中心部から約3km程の1軒目。現住民の方がセカンドハウスとして使っているので、築18年の割に内装が綺麗だ。気になった車の騒音も窓を閉めていると全く聞こえてこない。

近くに高い建物がないため、どこの部屋からも眺めが良い。南側のリビングは日当たりが良く、コートを着ていると暑いぐらいだ。

気になるところは2つ。1つ目は修繕積立費が今年から月8,000円程値上がり予定であること。管理費とあわせると月額約30,000円になる。

2つ目は、暖房や給湯が割高のプロパンガスであること。

次は街の中心部へは歩いていけない距離の2軒目。この時は雪が降り始めていた。1軒目と同じ3LDKだが、少し狭い印象。南側に高い建物なく眺めや日当たりは良さそうだ。暖房は灯油、給湯は都市ガスなので問題ない。

気になっていたすぐ横の幹線道路の音は、窓を閉めても聞こえる。朝は起こされそうだ。

2軒を比べると、2軒目は物件自体の価格が安く光熱費も安くできそうだが、立地や物件(内装や部屋の広さ)自体は1軒目のほうが断然いい。

まだ退職するまで時間があるので、この2軒をキープしつつ他の物件も引き続き探していこうと思う。

公開日:2017115821分、1161108分、117941
更新日:202312131200

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